こんにちは。新しく、大人にもバドミントンを教えることになったizumoです。
前回の記事にも少し書きましたが、子どもたちにバドミントンを教えていたはずが、大人にバドミントンを教えることになりました。
といっても週に何度も練習できるわけではないので、貴重な練習時間でどこから教えるべきかいろいろと考えてみました。
状況確認
まずは現在の状況を確認します。
教える相手:20代~30代の男女(女性多め)。学生時代にバドミントン経験者が1人。あとは運動経験のある人や、まったく運動してなかった人などなど。
教える期間:どれぐらい続くのかもわからず、また、どれぐらいのやる気(モチベーション)でがんばってくれるのかも未知数です。
当面の目標:「半年後(年末)に市民大会(ダブルス団体戦)に出て勝とう!」
練習頻度:概ね週1回。2~3時間程度。
・・・これで半年後の試合に勝とうってかなり難しくない?若さでなんとかなるかな?
半年間の計画
みんながバドミントンにハマって、来年も再来年も~ってなるのを期待して計画を立てないとですね。
5月:グリップの握り方とラケットの振り方。
6月~7月:クリアーとロビング。
8月~9月:スマッシュとスマッシュレシーブ。
10月~11月:ダブルスのローテーション。
12月:調整。
すごくタイトで教える側が過酷。笑
重点課題
付け焼刃の技術を教えてその後が上達しなくなる(基礎~応用に繋がらない)のは見ていてすごく辛いので、心を鬼にしてでも基本的な動作をしっかり習得してもらいたいです。
・手首の使い方
特に初心者の人が脱却できない「手首の外旋運動」が最重点課題です。
打ち合いを見ていると、どうしても公園で打ち合う羽根つきみたいになって肘が後ろに引けないんで、これは筋肉の問題?意識の問題?両方ありそうなので出来るようになるまでがんばってもらいます。
また、回内・回外運動ができるのとできないのとでは、その後のいろいろな打ち方に影響を及ぼすのでこれもがんばって覚えてもらいたいです。
回内・回外運動ができない人はスマッシュレシーブやバックハンドの技術、サイドの球の処理に雲泥の差がでます。
レシーブやバックハンドが弱いままだとどうしても上位の人と試合にならないのが目に見えているのでここだけはどうしてもがんばってほしいです。
・肘の使い方
手首の使い方が重要すぎてほかの課題を忘れてしまいそうなぐらい、手首は大事なんです。
その次に大事なこともたくさんあるんですが、今回はダブルスに特化しているので、肘の使い方が大事になるのかな…?
指導者がいない中で経験のある子どもたちや癖のある人のラケットの振り方を見ていると(自分の癖もかなり強めです)、
シャトルを迎えに行った後、クリアーやドライブを打つ直前に肘を引く人がいます。
それが私にはすごくもったいないように感じます。
シャトルを迎えにいく時点で肘を引いていれば、打つときには腕を前に出すだけで済むのに…。って思うことがしばしば。
もちろん、私自身も腕を引くのが間に合わず、ドロップや打点を捨てた打ち方になることもあります。
ですが、若い成人の方にはその点を意識してもらい、肘の引き遅れがないようがんばってほしいです。
まとめ
遊び感覚で始められたであろうバドミントンですが、まじめにやってみるとやることが多く、できないことがあるとなかなか勝てないスポーツで、決してすぐに楽しめるスポーツではありません。
ですが、「できないことができるようになる喜び」や「今できることで有効な戦術」を必死で考え、その試行錯誤の果てに勝利が繋がれば、バドミントンというのは人生の中でも、数少ない貴重な経験ができるスポーツになるのではないでしょうか。
私はそれが好きで今でもずっとバドミントンを趣味で続けていますし、周りの人も同じような気持ちでバドミントンをしてもらえるとすごくうれしいです。
子どもたちだけでなく、大人たちももどのように成長していくのか、見守ってもらえるとありがたいです。
引き続き応援よろしくお願いします。
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